『Benesse Corporation』 玉井 裕香子 様 インタビュー その3

      2018/05/11

第三回目となる今回は、玉井様のプライベートな部分に少し焦点を当て、お話をお伺いさせて頂こうと思います!

前回のインタビューの最後にお伺いした旦那様についてですが、そんな理解のある旦那様とお会いになったきっかけや馴れ初めなどお話しできる範囲で教えて頂けますか?

夫とは同期入社です。出会った当初はただの「同期」という存在でした。育ってきた環境が全く異なっていたので、その話を聞くのは面白いとは思いつつも、お互いにあまり良いイメージは抱いていなかったと思います。夫は私のことを「社会経験がないのに頭でっかち」だと言い、私は夫のことを「苦労自慢が大好きなナルシスト」だと面と向かって批判し合っていましたね(笑)お互いに飾った関係からのスタートではなく、私の方はとにかく一緒にいて楽な存在だったのだと思います。それまで家族に対しても「自慢の娘であらねば」「努力し続けなければ」などと思っていたので、「そのままでいい」と言ってくれたことがとても新鮮でした。

3年のお付き合いを経て結婚することになりましたが、当初、私の両親は結婚に大反対でした。大学卒業までは親の敷いてくれたレールを順当に歩んできた私にとって、遅い反抗期だったのでしょうね。今までの人生の中で最も両親とぶつかってしまった期間でした。でも、結婚して12年になりますが、今でも夫と結婚したことは私が自分自身で選択したことの中で、一番良かったことだと思っています。夫と結婚していなければ子どもを持つこともなかったと思いますし、仕事も続けていなかったと思います。あのとき大反対した両親も今は、「幸せそうだし、まあいいか」と思ってくれていると思っています。

玉井様が、現在の映像音楽プロデューサーのお仕事に就くきっかけはどんなことだったのでしょうか?

新卒からベネッセコーポレーション(以下、ベネッセ)という会社で働かせて頂いています。大学時代にはゼミでミクロマーケティングを専攻しており、実は、入社前には大学院に進み、将来は研究職に就きたいと真剣に考えていた時期もあります。そんな中、就職の道を選んだのですが、医師や事業主など、「会社」に属している人が周りにいない環境で育ったので会社への「就職」に対してなかなか具体的なイメージを抱けませんでした。そのような中、企業研究など熱心に行っていたゼミの友人が「今女性の就職希望ランキングで一位になっている会社で、絶対あなたに合っている会社だと思う」と誘ってくれたのが、ベネッセでした。友人の誘いをきっかけにOB訪問などで会社の理念や仕事内容などを深く知っていくうちに、事業内容が人の喜びをダイレクトに生み出す素晴らしい内容だったことに魅力を感じて入社したいと思うようになりました。

今の職種に就いたのは、幼少期からバイオリンなどの音楽を習っていたことや、映画鑑賞が趣味だったことなどから、当時の上司に勧めてもらったことがきっかけです。テレビ番組をあまり観る習慣がない自分に務まるのか実のところ心配でしたが、「テレビ番組」ではなく「教材」としてどう制作していくかをゼロベースで勉強していったことが却ってよかったなと今は思っています。幼少期の頃から十数年にわたり「教養」として習わされていたバイオリンは当時苦痛でしかありませんでしたが、それが今の自分に生きているなとも感じます。大量の絵本を読み、白黒映画をはじめとしたたくさんの映画を見せてくれた両親には感謝しています。また、大学で学んだマーケティングの知識は今の仕事に大いに活きていて、様々な下地が自身を支えてくれると感じています。

ゼミの選択や就職活動において、のちに自身の最良であったと思える道を選べたことは、周りの方々が勧めてくれたことがきっかけです。そのことを考えると、自分は本当に人に恵まれていると心から感謝しています。

仕事から離れた休日など、どのようにお時間を過ごしているのでしょうか?

平日を子ども達と長時間過ごせない分、家族で密に過ごすようにしています。長期の休暇が取れたときには、国内外を家族で旅行したり、週末などはイベント・スペースや水族館、動物園や博物館などに出かけたり、芋堀りなどの自然の中で遊ぶ体験をしたり。子ども達には様々なものを見て、触って、体験して欲しいと思っています。私自身がそんな場所が大好きなので、「連れて行ってあげている」いうよりは一緒に楽しんでいる感じです。

数年前まではとにかく出かけて、新しい体験をすることに勤しんでいた時期もありましたが、最近は家で絵本を読んであげたり、DVDを観ながら話したり、工作をしたりなど「普通の時間」を大切にしたいとも思っています。少し前までは隙間時間を見つけると「あれをしなければ」「これをしなければ」と常に考えてしまっていましたが、積み木を高く積み上げ、自慢げにこちらを振り返る姿や、はさみを使って真剣に工作をしている姿など、子ども達のなんでもない姿を見ている、何にも追われない時間がとても好きになりました。

次回は惜しまれつつの最終回。最後は、玉井様のこれからについて色々お伺いしたいと思います。

今回のインタビューのお相手

株式会社ベネッセコーポレーション
Kids&Family カンパニー
グローバル商品開発部 babyぷち商品課
玉井 裕香子 様
東京本部:東京都多摩市
Web: https://www.benesse.co.jp

 

 

 

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